実験映画作家
太田 曜 (Eメール)
映画が画面上に生成する”非日常的空間と運動”による映画、非物語的展開の映画が作り出す”映画的”時間経過を”見る”映画を制作。
実験映画の制作と並行して”実験映画/個人映画/自主映画”等の非映画産業的映画の上映にも関わる。 MALTESE CROSSE VISION 代表。
略歴
1953年東京生まれ
1974年日本大学芸術学部美術科(彫刻専攻)入学
1977年〜1987年パリ第8大学映画科でギィ・フィマン、クローデイーヌ・エジィックマン、フランクフルト、シュテーデル美術大学でペーター・クーベルカに実験映画を学ぶ。
1988年〜東京造形大学、日本工学院専門学校芸術学部、非常勤講師
1997年〜実験映画の研究と普及のため MALTESE CROSSE VISION を設立。
主な作品
1980年 1980年 1980年 1980年 |
●UN RELATIF HORAIRE 16ミリ カラー サイレント 2分 ●UNE SUCCESSION INTERMITTENTE 16ミリ カラー サイレント 2分 ●UN RELATIF HORAIRE No3 16ミリ カラー サイレント 3分 ●UN RELATIF HORAIRE No4 16ミリ パートカラー サイレント 5分 |
1981〜82年 |
●TEMPS TOPOLOGIQUE 16ミリ モノクローム サイレント 11分 |
1983〜84年 |
●UN RELATIF HORAIRE No5 16ミリ カラー サイレント 8分 |
1985年 |
●STÄDEL 16ミリ カラー サイレント 7分 |
1986年 |
●STUHL 16ミリ カラー サイレント 6分 |
1986年 |
●5400Secondes 16ミリ カラー サイレント 10分 |
1987年 |
●CHAISE PLUS 16ミリ カラー サイレント 4分 |
1988年 |
●15h-3h 16ミリ カラー サイレント 4分 |
1989年 |
●段・ボール 16ミリ カラー サイレント 9分 |
1989〜90年 |
●INSTALLATION TIME 16ミリ カラー サウンド 6分 |
1993年 |
●FLOTTE 16ミリ カラー サウンド/サイレント 9分 |
1994年 |
●LUNAISON 16ミリ カラー サイレント 8分 |
1995年 |
●ENTOMOLOGIST 16ミリ カラー サウンド/サイレント 8分 |
1996年 |
●SYNONYM OF ANIMATION カラー サイレント 5分 |
1997年 |
●DISTORTED "TELE" VISION カラー サウンド 11分 |
1998年 |
●DISTORTED MOVI SION カラー サウンド 8分 |
1999年 |
●INCORRECT CONTINUITY カラー サウンド 9分 |
2000年 |
●INCORRECT INTERMITTENCE カラー サウンド 6分 |
2001年 |
●RELATIVE TIME-TABLE 2001 パートカラー サウンド 6分 |
2002年 |
●OFF THE SYNC パートカラー サウンド 8分 |
2003年 |
●DISCREPANT SIGHT パートカラー サウンド 7分 |
2004年 2004年 |
●SNAIL DANCE パートカラー サウンド 9分 ●SPEED TRAP カラー サウンド 6分 |
主な上映/発表
1982年 |
●第12回パリ青年ビエンナーレ展 パリ ●Cinema MBXA パリ ●イメージフォーラム新作ショーケース 東京 |
1985年 |
●SCRATCH PROJECTION 個展上映 パリ ●GALERIE JUNKU 個展上映 パリ |
1987年 |
●STÄDEL SCHULE 個展上映 フランクフルト |
1988年 |
●アヴィニヨン実験映画資料館 アヴィニヨン ●イメージフォーラム 個展上映 東京 |
1989年 |
●イメージフォーラム ニューイメージ宣言 東京 |
1990年 |
●イメージフォーラム フェスティバル 東京/大阪 |
1992年 |
●INTERNATIONAL FESTIVAL OF FILM ON ART ローザンヌ |
1993年 |
●APT GALLERY 個展上映 東京 |
1995年 |
●Ciné Scènes 95 AUTOUR DU JAPON EVREUX(フランス) ●イメージフォーラム フェスティバル 東京/大阪 ●VIEW CONNECTION 東京 |
1996年 |
●イメージフォーラム フェスティバル 東京/横浜/大阪/福岡 ●香港アートセンター 香港 |
1997年 |
●田中画廊 個展 東京 ●イメージフォーラムフェスティバル 東京/横浜/大阪/福岡 ●HAÏGO FESTIVAL ブザンソン(フランス) ●LE VOLCAN ルアーヴル市文化会館内映画館 ルアーヴル(フランス) ●102 ART TOUNG! 102劇場 グルノーブル(フランス) ●テアトルム・ムンディギャラリー 東京 ●ビクターニッパーズギンザ(トークセッション) 東京 |
1998年 |
●ギャラリー2001 個展 神戸 ●Tnnoeau de Diogene(酒樽ディオジェンヌ) グルノーブル(フランス) ●102 ART TOUNG ! グルノーブル(フランス) ●L'ENTREPOT(映画館ロントルポ) パリ(フランス) ●Cinema LUX (映画館リュックス) カーン(フランス) ●ローザンヌ大学映画科 ローザンヌ(スイス) ●La case a choc(ラ・カーズ・ア・ショック) ヌーシャテル(スイス) ●C.L.A. ブザンソン(フランス) ●ル・アーブル大学 ル・アーブル(フランス) ●LE VOLCAN L'EDEN(ル・アーブル市文化センター)ル・アーブル ●日本語普及センター フランクフルト(ドイツ) ●イメージフォーラム フェスティバル 東京/横浜/大阪/福岡 ●RETINA'98 シゲトヴァール他(ハンガリー) |
1999年 |
●イメージフォーラム OPTICAL SYNSESIS 東京 ●ギャラリー2001 RETINA'98 日本プログラム(神戸) ●L'ENTREPOT(映画館ロントルポ) パリ(フランス) ●102 ART TOUNG ! グルノーブル(フランス) ●ボルドー現代美術館 ボルドー(フランス) ●映画館シネマトグラフ ナント(フランス) ●映画館スプートニク ジュネーブ(スイス) ●トラヴェルス・ヴィデオ1999 リセ・デ・ザレンヌ ツールーズ(フランス) ●ストラスブール現代美術館 ストラスブール(フランス) ●Cinema LUX (映画館リュックス) カーン(フランス) ●ル・アーブル大学 ル・アーブル(フランス) ●映画館ユートピア(AFEA) アヴィニオン(フランス) ●La case a choc(ラ・カーズ・ア・ショック) ヌーシャテル(スイス) ●ブザンソン地方立美術大学 ブザンソン(フランス) ●イメージフォーラム フェスティバル 東京/横浜/大阪/福岡/ロンドン ●日本文化センター パリ(フランス) ●秋山画廊(新庄茂夫個展にフィルムインスタレーションでジョイント)東京 ●キノキュッヘ RETINA'98 日本プログラム 東京 ●表町パブリックスクエア Independent Film Festeval '99 岡山 ●Split Independent Film Festeval スプリット/クロアチア ●唐人町 Independent Film Festeval 佐賀 |
2000年 |
●ギャラリー2001 映像のコスモロジー(神戸) ●ロッテルダム国際映画祭 ロッテルダム/オランダ ●イメージフォーラム フェスティバル 東京/横浜/京都/福岡 ●イラン国際短編映画祭 テヘラン/イラン ●VIPER 国際映画ビデオニューメディアフェスティバル バーゼル/スイス |
2001年 |
●百日画廊 太田曜 映像個展 Distorted Cinema 青山/東京 ●ストラスブール現代美術館 ストラスブール(フランス) ●スクラッチ・プロジェクション サントル・ワロニー・ブリュッセル パリ ●映画館シネマトグラフ ナント(フランス) ●リセー・パスツール ブザンソン(フランス) ●映画館キノ46 ブレーメン(ドイツ) ●パリ第7大学ジュシュ校映画学科 パリ ●在パリ日本大使館文化広報部 パリ ●イメージフォーラム フェスティバル 東京/横浜/京都/福岡 ●画廊フォー・ムーヴマン メッス(フランス) ●ハンブルグ国際短編映画祭 ハンブルグ/ドイツ |
2002年 |
●アトリエ2001画廊 映像のコスモロジーY 神戸 ●Golbang Art Film Festival 2002 Soeshin Gallery (CHUNGJU/KOREA) ●イメージフォーラム フェスティバル 東京/横浜/京都/福岡 ●VISION-RESET Free Space PRAHA 札幌 ●東京都写真美術館 ワークショップ 東京 |
2003年 |
●アトリエ2001画廊 映像のコスモロジーY 神戸 ●エスパス・マルチメディア・ガントネール ブローニュ フランス ●スクラッチ・プロジェクション サントル・ワロニー・ブリュッセル パリ ●トゥール美術大学 トゥール フランス ●シネマ・ステュディオ トゥール フランス ●パリ第7大学ジュシュ校映画学科 パリ ●シネマ・キュルザール ブザンソン フランス ●ディジョン美術大学 ディジョン フランス ●シネマ・ユートピア アヴィニョン フランス ●フォームーヴマン現代美術センター メッス フランス ●ブザンソン美術大学 ブザンソン フランス ●イメージフォーラム フェスティバル 東京/横浜/京都/福岡 ●アートフィルム・フェスティバルVOL2 なかのゼロ 東京 ●ファイドロスカフェ 個展上映 東京 ●ハンブルグ国際短編映画祭 ハンブルグ/ドイツ |
2004年 |
●イメージフォーラム フェスティバル 東京/横浜/京都/福岡 ●アートフィルム・フェスティバルVOL4 なかのゼロ 東京 |
2005年 |
●ル・アーブル大学 ル・アーブル(フランス) ●映画館 ル・ステュディオ ル・アーブル(フランス) ●トゥール美術大学(ワークショップ&特集上映) トゥール フランス ●スクラッチ・プロジェクション サントル・ワロニー・ブリュッセル パリ ●メゾン・ポピュレール(太田曜 特集上映) モントルーユ フランス ●シネマ・キュルザール ブザンソン フランス ●フォームーヴマン現代美術センター メッス フランス ●ライヴハウス・ヌマトルフ ミュールーズ フランス ●トゥール大学ポール・ヴァレリー校 トゥール フランス |
光学劇場メンバーとして以下のイベントに参加
1988〜93年 |
●白州・夏・フェスティバル (山梨県白州町) |
1989年 |
●国際音楽フェスティバル手賀 ’89 (千葉県我孫子市) |
1990年 |
●La Fiesta 砂の蔓陀羅 (神奈川県藤野町) |
1991年 |
●映像ネットワーク・VIEW・フェスティバル・1991(埼玉県名栗村) |
1993年 |
●光学劇場 15人の作家による光と映像の野外展 ー徳島県立21世紀館ー (徳島県徳島市) |
作家によって書かれたもの。
● 海外映画教育事情
(フランクフルト・シュテーデル・美術大学でのペーター・クーベルカの授業について)
月刊イメージ・フォーラム 1990.8月号
●光学劇場の活動について 映像実験誌 Fs エフズ 1号 1992
●ペーター・クーベルカ 映画も料理もアートする実験映像の重鎮
月刊イメージ・フォーラム 1992.8月号
●フランスでマグネの個人ラボ発見? 映像実験誌 Fs エフズ 2号 1993
●私にとって理想の16ミリカメラ 映像実験誌 Fs エフズ 4号 1995
●非物語映画と時間 東京造形大学雑誌第9号A 1997
●フランス、グルノーブルの手工業的映画作家集団アトリエMTK 映像創刊準備号 1998
●クーベルカ作品が問いかけること 映像実験誌 Fs エフズ 6号 1998
●アトリエMTK『手工業的自家映画現像所』 映像実験誌 Fs エフズ 6号 1998
●DISTORTED“TELE”VISION 東京造形大学雑誌第10号B 1998
●映画が生成する空間と運動 東京造形大学雑誌第10号A 1999
●INCORRECT CONTINUITY 東京造形大学研究報@ 2000
●実験映画、諸外国の事情 フランスにおける実験映画関連の出版事情
映像実験誌 Fs エフズ 7号 2000
●映像表現分析について/個人映画作家を招いて非商業的映画芸術の歴史と意義を学ぶ
映像実験誌 Fs エフズ 7号 2000
●造形の素材としての映画フィルム 東京造形大学研究報B 2002
●OFF THE SYNC 東京造形大学研究報C 2003
作家について書かれたもの。
●見えないものを写し取る インタヴュー<個人=実験映画の作家たち2>
聞き手=村山匡一郎+編集部 映画館へ行こう! 7号 1994
●Walking Time:Yo Ota's Quadruplet of Simultaneity Malin Wahlberg ( Stockholm University , department of Cinema Studies ) / " Technology of Moving Images "
Conference at Stockholm University 2000
●Figures of Time Malin Wahlberg
( Stockholm University , department of Cinema Studies ) 2003